マンションの広告に載っているモデルルームのインテリアの家具は素敵です。自分の家もそのように美しくコーディネートして気持ちよく暮らせたらと思いますが、実際に生活するとそういう訳にもいきません。特に、引っ越しが多い家庭、転勤族などは家が変われば家具の配置も変えたりしなければなりません。現在住んでいる家よりも広いところへの引っ越しならば、あまり頭を悩ますこともないですが、逆の場合は大変です。
特に若いファミリー層などは、お子さんの数も増える場合がありますし、成長するにつれ収納が増えることも考えるべきです。日本の家庭も洋風が多くベッドやソファが当たり前になっていますから、狭い造りの家がますます狭くなってしまいます。もしそうした家具を置く場合は中が収納になったタイプを選ぶと大変助かります。物のあふれた現代は持ち物に対して収納が少ない家に引っ越す可能性の方が大きいのではないでしょうか。
お子さんがいらっしゃるとなおさらです。新婚時代は小さなダイニングテーブルでも家族が増えたら大きな4人掛けのテーブルに買い替えなくてはなりません。でも最初から大きさを変えられるテーブルならそんな心配もいらないでしょう。片側が折れるタイプや中板を足すタイプなどがあります。
引っ越して家具の配置が変わり色がちぐはぐになってしまうのを避けるためには、家具のテイストや色をそろえることです。白は汚れやすい点はあるものの、部屋が広く見えますし他の色と喧嘩にはなりませんから無難です。茶色を基調にするなら、同じ茶でも明るいオーク調か暗いダークブラウンかでも雰囲気は違ってしまいます。できれば同じ色調で揃えたいところです。
理想通りにいかない場合にはファブリックをうまく使ってカバーリングするという手もあります。引っ越しの多い方は、多少の不便さがあってもそれも縁だと考え住まいに合わせて暮らしを楽しむことが大切です。家電パックのことならこちら